【登記費用】司法書士報酬の交渉はできる?実際に交渉してみた

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【登記費用】司法書士報酬の交渉はできる?実際に交渉してみた 節約術

こんにちわ、ゆる~い節約生活・ みりまゆです。

住宅購入時や住宅ローン借り換え時に必須となる登記。
不動産屋や銀行、ハウスメーカーの斡旋する司法書士事務所にお願いすることも多いかと思います。

登記は専門的な仕事のため、不動産屋や銀行、ハウスメーカーの提携する司法書士事務所の「言い値」でお願いするものと思っている方々も多いのではないでしょうか?
登記にかかわる費用もやり方次第で節約できることを身をもって体験しましたので、経験談を共有します。

我が家は「土地取得時&住宅建築時」と「住宅ローン借り換え時」の2回、登記のために2件の司法書士の先生方にお世話になりましたが、下記を実践し費用を抑えることができました。

 

登記費用を安くする方法 

準備編 相場を調べる
実践編その1 相見積もりをとる
実践編その2 交渉する

準備編 相場を調べる
登記の種類は様々なものがあります。
住宅取得時に必要な登記、住宅ローンを借りるのに必要な登記、相続に必要な登記など。
ちなみに我が家がお世話になった登記は下記の通りです。
①土地購入時:所有権移転登記
②住宅新築時:表題登記、所有権保存登記
③住宅ローン借入時:抵当権設定登記
④住宅ローン借り換え時:借り換え前の銀行の抵当権抹消登記、新しい銀行の抵当権設定登記
登記費用の内訳として、「登記免許税・印紙税」と呼ばれる税金と「司法書士報酬」という人件費の2種類で構成され、その他に書類の取得代や郵送代を含めたものが登記費用になります。
また「税金」には消費税はかかりませんが、「人件費」には別途10%の消費税がかかります。
「税金」に関しては決まった計算方法で費用が算出されるので交渉の余地はありませんが、「司法書士報酬」に関しては、定価があるわけではなく、事務所ごとに決めている形になっているので高いところもあれば、交渉次第で平均より安くしてもらう余地があります。
インターネットで上記に掲げたの登記の名称と費用を検索すると、いろんな司法書士事務所の先生方のブログや事務所のHP等で費用の相場や内訳を紹介されていますので、参考にすることができます。
実践編その1 相見積もりをとる
我が家は土地を購入した時、不動産屋の提携する司法書士事務所の見積書をいただきました。

当時、登記費用の相場の知識がなく見積書の登記費用が高いのか安いのか全然分からなかったので、自分の親が以前にお世話になった別の司法書士事務所に連絡して、「親子2代でお世話になれたら嬉しいとばかりに、これよりお安くなりますかね?」と相見積もりをお願いしました。

見事に5万もお安くしていただけたので、こちらで契約しました。
たかが5万、されど5万。
住宅購入時、高い買い物のため金銭感覚がマヒしてしまいがちです。
そして家は建てたら終わりじゃありません。新築に合う家具や家電など細かい出費も控えているはずなので、少しでもお金も節約すれば今後の買い物の余力を確保することができます。
実践編その2 交渉する
我が家は住宅ローンを地銀からネット銀行に借り換えしたので、またまた登記のお世話になる機会がありました。
借換を検討していた時から、銀行のローンシュミレーションでの参考費用や電話相談で聞いていた金額で大体の見当は付けていました。
ところが、銀行指定の司法書士の先生との面談時にいただいた見積もり費用はその見当を上回る費用が記載されていて、「まじ??思ってたよりちょっと登記費用高いやん??」ってなりました。
面談時に「思っていたより高い」と思っている旨お伝えだけし、面談がが終わってからすぐにネットで「抵当権抹消」や「抵当権設定」の司法書士報酬の平均を調べたらどちらも平均よりお高く記載されていることが分かりました。
ちなみに「抵当権設定」は新築時のローン借入時にも登記したので見積書があるはず!と書類を探しに探して比較したらやっぱり高い!
というわけで、交渉開始。ダメ元で挑戦しました。
ネットで調べた相場はあくまで参考程度に心にとどめておき、交渉時は「新築時に登記した時の司法書士事務所の見積もり金額」を伝え、これに近づけてほしいとお願いしました。
数日間やり取りを繰り返した結果、抵当権設定で1万円、抵当権抹消で1万円の計2万と消費税10%の合計¥22,000- 安くしてもらうことができ、諸費用総額を自分の予算ギリギリに収めることがました。
諸費用込みでの借り換えでだったので、登記費用が予算内に抑えられたおかげで借入額を増額したり、自腹を切って予算オーバー分を払うなど、どちらもせずに済みました。
まとめ
  • 地銀:相見積もり
  • ネット銀行(借り換え) : 以前借入した時の見積もり額で交渉
地銀はネット銀行とは異なり、抵当権設定の登記は司法書士事務所を指定していない銀行が多いので、相見積もり作戦で登記費用を抑えることが出来るかもしれません。
また我が家が借換えで利用した「auじぶん銀行」は指定の司法書士事務所で万が一登記しないとした場合、借り換えの話そのものが破談になるとコールセンターの人が言っていましたので、注意が必要です。
費用の交渉は、あまり無茶な減額を要求すると先生方のモチベーションも下がります。
相場を踏まえ、近隣の別の事務所の見積額を誠意をもって伝え交渉することがコツかと思います。
以上参考になれば幸いです。

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